GEN’S LIFE

物作り大好きな管理人の日記。趣味の釣りを中心に熱く語ります!

ロッドビルディング

ロッドビルディング楽しいですよね~。

私が初めてロッドビルディングをしたのはもう10年くらい前かな?

ジャストエースのSPT63Lというブランクを使ったスピニングロッド。仕上がりはめっちゃ悪かったけど、たくさんの魚を釣りました。大分県の日指ダムでビッグバスを連発するなど活躍したのち破壊、再生を繰り返し今はアジングロッドのベースにする為に部屋の片隅で待機しております。

自分で製作したロッドで釣った時の充実感たるや、そりゃもうたまらんです。

それから兄のロッドも何本か製作、ショップのトーナメントで活躍しています。

今は先日、ブログで紹介したクランキンロッドのリビルド中。他にも作りたいロッドがたくさんあるんですよねー。

エギングロッド、アジングロッド、ライトテキサス用ロッド、ライトキャロ用ロッド等々。

はっきりいって予算も時間も足りません…苦笑

そのうち、このブログで製作したロッドを紹介していきたいですね。

チタンsicガイドがベストな選択なのか?

日本のメーカーの高価格帯のロッドは、ほとんどチタンsicガイドが付いています。

対してアメリカのメーカーのロッド、それもトーナメンターが本気で使っているロッドはステンフレームのアルコナイトリングのガイドが主流です。 

ぶっちゃけて言うと、チタンsicガイドなんて必要ないのです。もちろん、チタンフレームは軽いしsicはラインに優しい。しかし、ステンフレームの重さがキャストするときのタメを作るし、アルコナイト等のハードガイドでも実釣におけるラインのダメージなんか全く気にならないです。というか普通の人には違いがほぼわからないと思います。

チタンが良いとか悪いとかの話ではなく、チタンがベストなセッティングのロッドもあります。しかし日本の釣り業界は有名プロが開発したとか、この価格でチタンガイド搭載とか、道具としての本質よりスペックがもてはやされる、?だらけの業界だと言えます。
まあ、こういったロッドじゃないと売れないからかも知れませんが…。

もっと使用用途にマッチしたテーパーだったり、ブランクスの性能に注力すべきです。
高いパーツを使ったり、人気プロのブランドで価格が上がるのはユーザーを無視しすぎです。これじゃ釣りの底辺は拡がらないと思います。

中にはロードランナーのように意図的にステンフレームを使ったり、ゾディアスのようにガイドにアルコナイトリングを使ったロッドもあります。特にゾディアスがsic偏重主義の日本のユーザーにどう受け入れられるか注目しています。もっとこういったロッドが増えてほしいですね。

TBSリールシート

TBSリールシート。ロードランナーに採用されているリールシートで現在は廃盤になっています。

主流であるECSやACS等に比べるとゴツく重たいリールシートですが、非常に投げやすくお気に入り。廃盤になったのが残念でなりません。

ワンフィンガーでキャスト、スリーフィンガーでパーミング。この基本的な動作が一番シックリくる、巻物には最適なリールシートだと思います。

フジ工業さん、再販してくれないかなぁ。

Bスイッチャー 4.0

ディープクランク。

私の中では秋のリザーバー攻略に欠かせないルアー。 

もちろん季節を問わず釣れるルアーですが、リザーバーに於いては秋が深まり、ベイトのレンジが下がった時こそディープクランクの真価が発揮されるでしょう。

レンジで言えば3.5~4.0m。そんなときはこのルアー。

ジップベイツ/Bスイッチャー4.0

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かつて今江プロが遠賀川で開催されたクラシックで準優勝したときのルアー。

私が初めてこのルアーを使った時は衝撃的でした。
場所は佐賀県の北山湖。秋も深まり、かなり減水していました。その時はボートの釣りをはじめたばかりで、陸っぱりとの違いに戸惑いを感じつつ釣りをしていました。

案の定、朝からバイトもなく気づけば昼。バンクを撃っても釣れないし、沖なんかどこをどう攻略すればいいかわからない。魚探も見方がよくわからない。

わからないなりに魚探を眺めていると3~4mくらいにベイトらしきものが。

Bスイッチャーでも投げてみるか。ディープクランクなんて使ったことはないけど、とりあえずレンジを合わせてみようと。

すると、ここから信じられないくらいのフィーバーが❗

あれよあれよと連発。場所を変えても連発。

いろんなところに場所を移動しながら、たった2時間ほどで15本のバス。しかもサイズもアベレージを上回るもの。    

当時は1日やって2本か3本釣れれば喜ぶくらいのレベルでしたから、そりゃ衝撃的でした。

ディープクランクに対するコンフィデンスもできましたし、その時の状況にマッチした釣り方の重要性を学ぶことができた貴重な体験でした。

その後もこのルアーは秋のリザーバーで安定して釣果を出してくれています。

投げやすく、ディープクランクとしては引き抵抗も軽く非常に使いやすいルアー。

間違いなく名作ディープクランクだと思います。 

クランキンロッド

クランキンロッドについて。

みなさんはクランクベイトにどういったロッドを使っていますか?

今回はシャロークランクにフォーカスして、私なりのクランキンロッド論を。


例えば

カーボンやグラス、又はコンポジット等の素材の違い。

弾性率の違い。

レングスの違い。

テーパーの違い。

もちろん攻略するフィールドの違いもあるでしょうが、今回は日本の平均的なフィールドとしておきます。



・まず素材について。
私の好みはグラスロッドなのですが、素材の違いは重要ではなく好みで選んでもらっていいと思います。
人それぞれ、フィーリングの合う合わないがあります。

・弾性率。
これは低弾性、中弾性ですね。
高弾性は私的にはないですが、これも好みかと。

・レングス。
ディープクランクであればロングロッドですが、シャロークランクは?
アメリカのトーナメンターは7fのグラスロッドをピンポイントにビシビシ投げ込みますが、まさに神業です…笑
練習すればレベルをあげることはできますが、無理して使うことはないと思います。

私がすすめるのはショートロッドです。
確かにロングロッドの方がフッキングストロークもとれますし、トレースコースを変えやすい等のメリットはあります。

ですがショートロッドのキャスト精度、リズムはシャロークランキンに、デメリットを補ってあまりある大きなメリットをもたらしてくれるはずです。

キャスト精度に関してはショートロッドの良さが理解しやすいかと思います。
さて、フッキングストロークはどうでしょう。

ここでテーパーの話なのですが、基本的にロッドのテーパーは糸張りのテーパーと糸ふけのテーパーの2種類に分けられます。

クランキンというのは常に糸を張った状態の釣りです。なので糸張りのテーパー。

逆にワーミングの釣りは糸がふけた状態からフッキングに持ち込む釣り。なので糸ふけのテーパー。

この辺りはフィッシングエルモさんのブログなりFacebookに詳しく解説されています。
私もフィッシングエルモさんのブログを拝見させていただき、参考にさせてもらっています。

クランキンロッドには糸張りのテーパー。これは絶対だと思います。これができていればショートロッドでも問題なくフッキングでき、魚の動きに追従できるのでバラシが少なくなります。

素材や弾性率、レングスも大事な要素かもしれませんが、一番外してはいけない要素こそがテーパーだと断言できます。

エルモさんで紹介されている、バスプロショップスのパワープラス グラファイト50Lというロッドがあります。
糸張りテーパーのクランキンロッドです。

日本の高級ロッドに慣れたアングラーには、ビックリするくらい安くオモチャみたいなロッドだと思われるでしょう。
しかも5fのショートロッドですからね。

私はこのロッドを愛用していますが、なるほど投げやすいし糸張りテーパーでショートロッドながら魚とのやりとりも問題なしです。

使い込んでいくうちに、改善したいところも出てきたのでこのロッドをベースにリビルドしようかと考えています。

遠くないうちに、このカスタムロッドを紹介できたらなと思っています。

とにかく、クランキンロッドはテーパーありきだということです❗


PS…あくまで私の考えですので、参考程度にとどめてくださいね。みなさんも自分なりの考察をして楽しい釣りを。


オールドバグリー

オールドバグリー。クランクベイト好きにはたまらない響きです。

昨年、念願のオールドのキラーB1を入手しました。以前から状態の良いオールドバグリーが欲しかったんですよね。

年代的にはよく分からないのですが、80年代前半の物らしいです。

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ボディシェイプもシャープですし、何ともいえない雰囲気があります。
これをネタに一晩飲めそうなくらい素敵です。笑 

 
コレクションの為に入手したのですが、アクションとか見てみたい気持ちもあります。浸水しそうで恐いですが…汗。 

使う勇気がないので、しばらくは眺めておきます。笑