クランキンロッド
クランキンロッドについて。
みなさんはクランクベイトにどういったロッドを使っていますか?
今回はシャロークランクにフォーカスして、私なりのクランキンロッド論を。
例えば
カーボンやグラス、又はコンポジット等の素材の違い。
弾性率の違い。
レングスの違い。
テーパーの違い。
もちろん攻略するフィールドの違いもあるでしょうが、今回は日本の平均的なフィールドとしておきます。
・まず素材について。
私の好みはグラスロッドなのですが、素材の違いは重要ではなく好みで選んでもらっていいと思います。
人それぞれ、フィーリングの合う合わないがあります。
・弾性率。
これは低弾性、中弾性ですね。
高弾性は私的にはないですが、これも好みかと。
・レングス。
ディープクランクであればロングロッドですが、シャロークランクは?
アメリカのトーナメンターは7fのグラスロッドをピンポイントにビシビシ投げ込みますが、まさに神業です…笑
練習すればレベルをあげることはできますが、無理して使うことはないと思います。
私がすすめるのはショートロッドです。
確かにロングロッドの方がフッキングストロークもとれますし、トレースコースを変えやすい等のメリットはあります。
ですがショートロッドのキャスト精度、リズムはシャロークランキンに、デメリットを補ってあまりある大きなメリットをもたらしてくれるはずです。
キャスト精度に関してはショートロッドの良さが理解しやすいかと思います。
さて、フッキングストロークはどうでしょう。
ここでテーパーの話なのですが、基本的にロッドのテーパーは糸張りのテーパーと糸ふけのテーパーの2種類に分けられます。
クランキンというのは常に糸を張った状態の釣りです。なので糸張りのテーパー。
逆にワーミングの釣りは糸がふけた状態からフッキングに持ち込む釣り。なので糸ふけのテーパー。
この辺りはフィッシングエルモさんのブログなりFacebookに詳しく解説されています。
私もフィッシングエルモさんのブログを拝見させていただき、参考にさせてもらっています。
クランキンロッドには糸張りのテーパー。これは絶対だと思います。これができていればショートロッドでも問題なくフッキングでき、魚の動きに追従できるのでバラシが少なくなります。
素材や弾性率、レングスも大事な要素かもしれませんが、一番外してはいけない要素こそがテーパーだと断言できます。
エルモさんで紹介されている、バスプロショップスのパワープラス グラファイト50Lというロッドがあります。
糸張りテーパーのクランキンロッドです。
日本の高級ロッドに慣れたアングラーには、ビックリするくらい安くオモチャみたいなロッドだと思われるでしょう。
しかも5fのショートロッドですからね。
私はこのロッドを愛用していますが、なるほど投げやすいし糸張りテーパーでショートロッドながら魚とのやりとりも問題なしです。
使い込んでいくうちに、改善したいところも出てきたのでこのロッドをベースにリビルドしようかと考えています。
遠くないうちに、このカスタムロッドを紹介できたらなと思っています。
とにかく、クランキンロッドはテーパーありきだということです❗
PS…あくまで私の考えですので、参考程度にとどめてくださいね。みなさんも自分なりの考察をして楽しい釣りを。